地球を守りました

 

今月はプレイ本数が少ないため、まとめはなし。

魔物娘、アマナツ、BSTが面白かったです。

 

自分が好きなシリーズ「地球防衛軍」の新作が8月に出ました。

魔物娘が一区切りついたので人を巻き込んでプレイしました。

 

これを書いてる今、本当に地球防衛軍が大好きなんだなぁと実感させられてます。

 

 

 

9月にプレイした中で一番好きなヒロイン、和葉ちゃん。

 

 

以下、地球防衛軍の感想。

 

「誰もが諦めて 静寂が支配したこの街で

 それでも立ち向かう 雄々しい君の姿」

 

(地球防衛軍5「EDFの歌」より)

 

 

 

このシリーズをプレイしたきっかけは

とあるフリゲ作者さんが影響を受けた作品だと呟いたことでした。

 

自分はその作品が好きだったのと

当時流行っていた怪獣映画を見て

「巨大生物と人間が戦う」作品をプレイしたくなったので

そのままゲーム屋さんに寄って手にした、というのが経緯です。

 

 

それが「地球防衛軍4.1」でした。

これに関してはシナリオがそこそこあるだけですが

 

積み重ねてきた時間の分だけ爆発力のあるシーンがあったり

難所にぶつかった時にどう戦えばいいのかをくみ上げていったり

それを無事にクリアできた時にアドリナリンがドバドバ出てくるのが快感だったり

無線の胡散臭いプロパガンダに苦笑したり

一緒にミッションを遂行しようとするモブたちに愛着が沸いていったり

運営の無茶ぶりに泣きながら突撃したりしていくうちに

 

自然と自分が「英雄」であることを自覚していくんですよね。

 

終戦の頃には「絶対に負けたくない!!!!みんなのために青い地球を守るんだ…!!!!」…と自分自身で熱いバトルを繰り広げることになります。

 

 

そんな他では味わえないようなゲーム体験に自分はすっかりハマってしまいました。

 

それは新作の6でも健在です。

 

今作は5の続きになります。

自分としては前作はプレイ必須。

そうでなくては味わえない感動と仕込まれたネタに気づけないからです。

 

ただ今でこそ5をプレイしていて良かったなぁと思いますが

プレイした当時は好きになれないナンバリングでした。

 

4.1が気持ちが上がっていくような作品ならば

5は下がっていくような中身でした。

 

ミッションをクリアしても地球は崩壊に向かっていくし

救いたかった人たちも死んでいく。

 

5が好きな人を否定する気はありませんが

自分は「このシリーズに求めていたものと違うなぁ…」というのが感想でした。

 

 

 

なので6の情報が流れてきた時は正直期待できませんでした。再び疲弊した地球と仲間たちを見たくなかったのだと今なら分かります。モヤモヤを引きずったまま新作が発売されました。

 

 

始まりは崩壊した街とボロボロになった主人公たちが

生き残るために何とか戦っている様子が描かれていました。

 

やっぱりなぁ…という気持ちでミッションを進めていくうちに違和感に気づきました。

 

「これはどういうことなのだろう?」

 

そう思い始めてから6への熱中度が加速していきました。

 

一緒にプレイしてくれた人と連日考察してはミッションを進め、自分たちなりに答えを出しました。ぶっちゃければソレが答えだろうという確信を持っていたし、例えそのままだったとしても自分たちは満足できるなぁみたいな話をしていました。

 

では実際どうだったかと言いますと物語の根幹の部分は合っていました。

これは早い段階で気づける人が多かったと思います。

 

しかし「理由」と「解決方法」は進めていくうちに違うことが分かっていきます。

そこから答えを求めて最後までプレイすることになったのです。

 

 

そのうちに生半可な答えでは納得できなくなるぐらい

侵略者には容赦なくボロボロにされていきました。

何度も絶望し、希望を掴んでは次の瞬間に潰されていくのです。

 

なので

「二度とあの光景はみたくない」

「主人公たちには報われて欲しい」

「仲間たちを生き残らせたい」

「地球を守りたい」

…という気持ちが自然と高まっていきました。

 

だからこそ提示してくれた答えは嬉しいものでした。

特に解決方法はこの物語を体験してきたからこそ力強く肯定できるものだった。

そこまでやらなければ意味がなかったのです。

 

あとは自分たちが地球を守り通すだけ。

生存権をかけた「人間」と「侵略者」のラストバトルは自分の気持ちが入りまくったこともありとても熱かったです。

 

ゲームだから負けても再プレイすることはできるのだけど、この戦いだけは一度も負けたくありませんでした。それは言葉通り「全て」を失うということだからです。最後に立つのは人間なのだと侵略者に分からせてやりたかった。

そしてラスボスを倒した後、仲間たちからの言葉に自分は目頭が熱くなりました。

 

 

これが私の求めていた地球防衛軍の姿でした。

 

 

本当に本当に面白かった。このプレイ体験、読後感は6でしか味わえないと思います。

それぐらい何度も悩んで苦しんで、やっと辿り着いた景色なのだから。チーズバーガーが嫌いになるぐらいに!

 

 

このゲームは主人公や敵が語らないため

小さな変化に気づいて考えるのが好きな人向けの内容です。

 

ですが熱いゲーム体験をしたい、絶望から希望を掴みたいという人なら楽しめると思います。EDFは隊員を常に募集しているぞ!!!!(ただし入隊祝い金は半年後だよ☆)

 

 

 

最後に6を作ってくれた開発の方々には心からの感謝を。

本当に面白いゲームをありがとうございました。

 

 

 

もし5からプレイしたくなった人がいたら

オンラインや画面分割があるので知人を誘ってワイワイやるのも良いと思います。

お誘いがあれば自分も飛んでいくのですが、そもそもこのシリーズを知っている人が自分の周りにはいなさそうなのが悲しい。

 

 

おしまい

 

 

 

ちなみにクソダサいのだけど、熱くて地球防衛軍らしい4.1のスタッフロールが大好きです。